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Archives: タイル通信

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最新タイルカタログ『Ceramic Tile 2011-2012』が完成いたしました。

今年度は、木目調タイルをはじめ、ストーン調・モダンテイストなど、バラエティー豊富なシリーズを取り揃えました!
カタログ・サンプルのご依頼もお待ちしております!
(webカタログも是非ご利用下さい。)



カタログ・サンプルのご依頼は、こちらまでお問合せください。

今年も行って参りました!
イタリア・ボローニャで9/28~10/2の5日間、開催されたタイル国際展示会Cersaie。
毎年世界最先端のデザインやトレンドが発信される、いわばタイル界のパリ・コレ。

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なんとその規模は東京ドーム3.5個がすっぽり入る176,000㎡。
1040社余りが出展(イタリア800社/海外240社-----このうちセラミックタイル650社)入場者数は83,000人超(前年比+7.9%)と規模・入場者数ともに世界一大きなセラミックタイルの展示会です。

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「1年の計はCersaieにあり・・・」と言われるほど、1年に一度のビックイベントであり、出展各社は大々的に新商品を展示しながら力のこもった営業活動を展開しています。

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昨年2009年には薄いタイルや大判タイルが主流でしたが、今年の主流はまた一歩進んだホンモノそっくりの石目調インクジェット柄のタイルと、20mm厚などのより重厚感のあるタイルが多数出ていました。タイルの大型化も一段と進んでおり、外壁などの建築市場に普及することが期待されます。

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そして、質感重視は勿論のこと、そこからワンランクアップして二酸化炭素削減やリサイクル製造といった環境配慮を年頭にしたラインナップ、さらにはもう一歩進んで空気清浄タイルや、アンチバクテリアタイルといった機能性タイル群も見受けられました。中国製の安価なタイルに対抗する為、あの手この手で知恵を出しているようです。
それと価格帯も甲乙丙揃えたメーカーも目立ってきましたね。
準備が整いましたらより良い新商品を順次、ご紹介してまいります!

どうぞご期待下さい!!!

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「欧州文化から受け継いだもの。そこに選ばれる理由があります」
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ヨーロッパの人々は、紀元前のローマ時代から色彩、デザイン、機能への強いこだわりを持ち、生活に取り込み脈々と受け継いできました。数百年をかけて建造された大聖堂に象徴される街並みのなか、バロック音楽が時代を超えて愛されるように、人々はルネッサンスの建造物に住み、現代に生きているのです。そして中世の大理石造りの建物を大切に、それに調和するインテリアのみの改装を行います。
最新の工場ラインで製造されるセラミックタイルにも、現代の生活の場に溶け込みながら時代を超えた芸術性、機能性を求めています。


◆イタリアでタイルが発展した理由◆

恵まれた自然、伝統の力、時代の後押し・・・。
イタリアでセラミックタイルが発展したのは、数々の"幸運との出会い"でした。

現代のイタリアンタイル産業は、北イタリアのサッソーロ地域に1960年頃誕生し、わずか25年の間に奇跡的な繁栄を築きました。では、なぜそれほどの発展が可能だったのでしょう。そこには、いくつかの幸運な理由がありました。


img02.jpg小高い丘陵地帯
北イタリアのモデナやサッソーロ地域の土壌はタイルの原料に適しており、小高い丘陵地帯の土壌は全て原料土と言えるほど豊かでした。この恵まれた自然条件によって、この地域は短期間に世界のタイルのメッカへと発展していったのです。原料の生産地とあって、当然この地にタイル工業が集中し、結果的に世界の生産技術の競争が激化しました。だからこそ、 技術革新がうながされたのです。


伝統の成型技術
タイルを成型する技術には、イタリアに昔からある大理石の大型タイルやテラコッタブロックの成型方法と同じ方法を使うことができました。伝統に培われた技術をそのまま取り込むわけですから、イタリアの現代タイル産業は、最初から優れた成型技術を手にしていたわけです。


img03.jpg限られたエネルギー
タイルの焼成には多量のエネルギーを必要としますが、イタリアは決してエネルギーには恵まれていません。しかし戦後、北イタリアにタイル産業が始まった頃は、北部を流れるポー河流域の立地条件にかなっていました。また、従来のタイルは二度焼きしていたのですが、省エネ対策を兼ねて研究を重ねた結果、一度焼成のモノコットゥラという優れた新素材の開発に成功。エネルギーが乏しいというマイナス要素を、大きなプラスに転じさせたのです。


img04.jpg才能が終結
イタリアが短期間に世界一のタイル出荷国までになれたのは、材質はもちろんですが、ずば抜けたデザイン力があったからこそ。画家、ファッションデザイナー、陶芸家など、様々なジャンルから優れた才能を持つ人々がこぞってタイルのデザインに参加しました。その中にはピカソやロベルタ、ヴァレンチノの名前も見られます。



時代の後押し
さらに、今まで述べてきた4つの好条件を後押しした時代背景も見逃せません。タイル産業が繁栄しつつあった70年代、イタリアでは建築需要が落ち込み、仕事が減った建築家達もタイルのデザインを手掛けるようになったのです。また、この時期に水まわり以外にもタイルが使われるようになり、イタリア国内のタイル消費量が大幅に増え、輸出量も飛躍的に伸びていきました。


このように北イタリアでは、恵まれた地理や時代背景など、数々の好条件が重なって、タイル産業が短期間に発展しました。これらの偶然は人知の及ばない出来事で、まさに幸運と言えるでしょう。しかし、その幸運をより大きく生かすことができたのも、タイル産業に従事した人々が次から次へと技術改良を重ねてきたからにほかなりません。

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